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路面電車とウサギ [雑感]

先日、相棒の恩師の一人が1週間ほど東京に来た。
相棒はまる1日、2人きりで過ごす機会を得て、更に学生たちとのセミナー&懇親会にも来てもらえたようで、それだけで多くのものを得たようだったが、常々、ロールモデルとして彼の口に上る方であり、考えてみると、彼の師匠のうち、唯一私も直接会ったことのある方なので、私の強めの希望もあって、更に週末に家までお越しいただくことになった。

相棒は午前中から東京見物にご案内。その間、私はせっせと掃除に励む。客人が来ると家がきれいになるのはありがたいが、ここのところサボっていたツケが大きく、なかなかピカピカにはならない…
お客さん大好きなチビは、何度も「まだ来ないねー」と言いながら、いい子におとなしく遊んだりテレビを見たり、窓拭きを手伝ってみたり。

夕方になってようやく掃除も終わり、お客様も到着。
チビは初対面なのに、会った途端に抱きついてご挨拶。挨拶ってそういうものだと思っているらしい。

ヨーロッパの方らしく、まずは私にお花をいただく。大学1年のフランス語の授業で、人の家に呼ばれた時には花を持っていくと習ったことが頭のどこかをよぎった。先生のほうは、日本の花屋の包装が幾重にもなってることにやや呆れたようだった。

お土産はそれだけでなかった。まずチビに百貨店の包装紙にきれいに包まれたプレゼントをいただく。開けるとフランクフルトの路面電車の模型が出てきた。チビが大喜びで早速遊んでいると、もう一つプレゼントといって、握った両手をチビに見せる。チビが最初に選んだ手はハズレだったが、もう一つの手の中からは小さなウサギのフィギュアが出てきた。

それから今滞在されてる京都を出る時に駅で買ったという和菓子が二折と、相棒には数学的な図形を表現したオブジェ。

そして床に座り込んで、ひとしきりチビと遊んでくださった。チビはさらに喜んで、あれこれおもちゃを出してきてはお見せする。

食事をどうするかは色々考えたが、和食のおもてなしは難しいし、中華はあまりお好きではないということで、結局、定番のローストポーク。それに、相棒と話している時に、日本にいるのは楽しいが、今年はシュパーゲルが食べられなかったことと、リースリンクが飲めないのが残念だとおっしゃっていたということだったので、うちでは普段は食べないホワイトアスパラガスを用意して、よく飲んでいるリースリンクをお出しする。
シュパーゲルは本場のものを食べつけた方には全然物足りなかったのではないかと思うが、たくさん召し上がってくださった。

私のたわいない質問にも丁寧に答えてくださり、同じくらい頓珍漢なチビの質問にも丁寧に答えてくださり、とても楽しい夕食となった。


家に到着する前に、わざわざ百貨店に寄ってチビと私へのお土産を揃えてくださったことにも驚いたし、別れ際には、次はもっと時間が空く前に会いましょうとおっしゃってくださった。

礼儀と真心と思いやりとのバランスに、ああやはり素晴らしい方だな、できたらこうなりたいなと思わされた。私だったら、菓子折り一つあればまあいいかな、と思ってしまうだろう。もっと想像力を持って、もっと思いやりを持たなければならない。そしてもっと謙虚に学ばなければならない。自分の番になった時に、覚えてられるか、うまくできるかははなはだ自信がないけれど。


途中までお見送りをしたチビは、家に帰ってくると、「路面電車忘れて行っちゃったね」。頂いたということが、今一つわかってなかったのだろうか。それから3日ほどたつが、よほど嬉しかったらしく、路面電車とウサギを大事に持って家の中を移動したりしている。

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